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まだ寒いのに [郷愁(ドイツ)]

朝、部屋の窓から冷たく湿った風が吹き込んできて、その何が懐かしかったのか分からないけれど「ああドイツ行きたい」とふと思った。記憶にあるのは旅行で訪れた中部ドイツの雨降る朝。植物のにおいと一緒に刺すような冷気が流れて来て、何より外が薄暗くて行動する気力が奪われてしまう。それでも出かけてみると建物の中は意外と暖かかったり、雨音に混じる教会の鐘の音も悪くなかったり、スープが美味しかったり、はたまた午後から雲が切れたりして、やっぱり出かけて来て良かったなと思う。そのあたりの記憶がフラッシュバックしたのか、いずれにしても「ドイツ行きたい」と感じるのは春が近い証拠。まだこんなに寒いけど、東京の春も、きっとすぐそこ。

誘惑のかたまり [郷愁(ドイツ)]

ドイツに住んでいたころ、学生寮のパーティーで邂逅したお菓子。
「誘惑のかたまり」としか形容しようのない、絶対に好きになってはならないスペックを持ったこの商品、
良くない良くないと思いつつ、結局いつも買って食べてたなあ。

帰国後、日本では売られていないし、たまにドイツへ行ってもなかなか見かけなかったのですが、
デンマークの伝統的なお菓子、との触れ込みで昨年くらいから見かけるようになりました。
これです→http://www.gei-corporation.com/jp/our_products.html

直径5cmくらい、高さは7~8cmといったところでしょうか、ドーム型の円柱様のチョコ膜にコーティングされて、
中にマシュマロとメレンゲの中間みたいなフィリングがどっさり入っているのです。
街角で見かけるのは6個入り。ドイツで食べていたのはもう少し小さいサイズで8個入りでしたが、
どっちにしても開けたら全部食べてしまう意志の弱さ。

ここまで甘いものへの誘惑をまっしぐらに具現化したお菓子、逆に偉いと思う。
チョコ膜が破れないよう、空輸ではなく必ず船便で輸入するそうです。ありがたいことです。
因みに告白すると、いま自宅に2箱あります。


最近はヨーロッパのお菓子もずいぶん日本国内で入手できるようになってきましたが、
ひとつだけ、どうしても見つけられないものがあります。それがレープクーヘン
ドイツ・ニュルンベルクの伝統的なお菓子で、シナモンのきいた少ししっかりめのケーキ生地が丸く成形され、
上からチョコレートや粉砂糖でコーティングされたものです。クリスマスの時期になると無性に食べたくなる…
一度だけ、年末年始にドイツのお土産でいただいたことがあり、あのときの恍惚感といったら。

うう…た べ た い

4点!!!! [郷愁(ドイツ)]

自由奔放vs質実剛健
ドレッドvsブロンド
落ち着きのなさ(監督の)vs落ち着きのなさ(監督と首相の)

序盤はハラハラしたけど終わってみれば圧勝。
バラックも笑顔で見てるのを確認できました。
もう優勝しなくても良いやっていうくらい満足。

とりあえずこれであと2試合は戦えるので、ケガなく走り回ってほしいです。
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いきなり! [郷愁(ドイツ)]

試合開始3分でドイツ先制!!! (←結局応援してる人)
ソーセージ焼いてたから見逃しちゃったよ~
…同じ行動パターンのドイツ人は多いに違いない。

監督の風貌も好勝負なのではないでしょうか。
かんばれドイツ!!
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今年初の [郷愁(ドイツ)]

出ました! 今年初の「あ~ドイツ行きたい」発言!!
このフレーズが口をついて出てくると、いよいよ春はすぐそこです。

今日の東京は南風が強めのポカポカ陽気。
地下鉄の駅を出た途端、鼻の奥がムズムズと懐かしくなりました(花粉症です)。

思い出すなあ…
エルベ川の畔でアイスを食べたこと。
ケルンの寮の植え込みに桜が咲いたこと。
アルプスを望む空が青くて深かったこと。
今日は完全にホームシック(!?)にかかってます。

今年は秋にドイツ旅行を計画しているので、それを励みにとりあえず東京で元気にがんばりたいと思います。
春~♪
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ここはどこ [郷愁(ドイツ)]

ドイツに春が来ました! ということで紹介されていた古城街道のサイト(英語・ドイツ語)
文章の横にあるこの写真、すごい見覚えがあるんです。ハイデルベルクからクルマで20分くらい行ったところにある小さな小さな街の、川沿いの散歩道。手入れのされていない草が生えていて、緑と土の匂いがプンプンする土手を見上げると、意味不明な小屋みたいのが建ってる。
絶対に見覚えがあるんだけど、幹線道路やバスのルートからも外れた、地元の人しか知らないような、私もホームステイしていて犬の散歩してたから知っているような光景なんですけど、見間違いかな!?

とにかく、チョー懐かしい光景が目に飛び込んできて胸がギューッと締め付けられるような気分。
一方でこんなレアキャラな光景がなぜ発見されたんだろうという驚きもあり、ちょい動揺。


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貸切コンサート [郷愁(ドイツ)]

ドイツでの旅行記録を少しずつアップしたいと、気持ちばかり焦っている間に目黒川の桜も咲き始め、すっかり春らしくなってきました。週末にまとめて作業するとして(荷物の整理もしなければ…)、まずは旅行中最大のハイライト、ハノーファーでのお話。

以前このブログにも書きましたが、私の歌っている合唱団で昨年、ドイツ・ハノーファーから指揮者をお招きし、ヘンデル「メサイア」を歌いました。その際に指揮者さんと一緒に来日し、オルガニスト兼通訳としてご活躍くださった、ハノーファー在住の日本人音楽家Mさん。とてもステキな女性で、通訳もオルガンもさりげなくプロ級(←だからプロのオルガニストだって)、でもそれをひけらかすこともなく演奏の輪に入ってこられるサッパリした性格も合唱団員に人気で、私もすっかりファンになってしまったのでした。でそのMさんより、一泊でもいいからハノーファーに寄ってらっしゃい、と誘っていただいたので、本当に一泊だけ、ご厄介になってきました。
お昼に駅へ迎えに来ていただき、記録的な速度でやってきた春空の下、街をご案内いただいたり食事をごちそうになったり。それぞれの生活のことやお仕事のこと、そして音楽のことなど、立場は違うけれど思い切り同意してしまうところなども多くあり、大いに盛り上がりながら語り合い、夜には一緒に来日された指揮者さんの指導されている、地元の合唱団の練習にも登場させていただくなど、まあとにかく至れり尽くせりの熱烈大歓迎をしていただきました。

がしかし、何より感激したのは翌日のこと。
近所のカフェで朝食をこれまたゴチになったあと、Mさんがオルガニストをしておられる教会へご案内いただきました。ポケットから鍵を取り出して扉を開けると、勝手知ったる我が家のように(←まあ、勤め先だし…)ズカズカと二人で2階席へ。もちろん平日の昼間なので中には誰もおらず、底冷えのする聖堂に春の日差しが窓から差し込んでいる、ただそれだけ。
…と、2階席のパイプオルガンに近寄ったMさん、慣れた手つきで(←勤め先なので)オルガンを開け、横の書棚で楽譜を物色したかと思うと、なんとその場でバッハを弾いてくださるではないですか!!
分かります? 分かります? 教会の中にはMさんと私だけ。ドイツの教会でパイプオルガン聴くのが大好きで、この旅行では運良くいろんな教会でオルガンが聴けてラッキー、と思っていた私。しかもなぜか女性の弾くパイプオルガンがツボだし。今この瞬間パイプを通り、石造りの聖堂に響きわたるバッハは、まさにそこにいる私のために響いてくださっているわけです。ヌハハハ~!! こんな贅沢ってありましょうや。
続いて今年が没後300年となる北ドイツの音楽家、ブクステフーデも1曲。計2曲を貸切で、オルガニストさんの真横で聴かせていただいてしまったのでした。はあ~、ドイツ行ってよかったわ~。うっとり…

ああ、音楽って聴く人に語りかけるんだなあ。合唱をやっていると、自分の歌っているレパートリーに励まされたり慰められたりするけれど、音楽の醍醐味ってこういうところにあるんだよなあ。微妙な和音がぶつかり合った瞬間の、心が震える感じとか、パイプオルガンのパイプから出たばっかりの音とか、そういうのを感じてもらいたいよね、録音よりやっぱりライブだよね、なんてMさんと語り合ったばかりだったから余計に、音楽が、音の波が、洪水が、脳髄に、心に、鼓膜に押し寄せてくるライブ感に、ひたすら圧倒されてしまったのでした。Mさんありがとう~。
このあとも行く先々で運良くオルガンの音色に触れることができ、それ以外にもいろいろと感動の体験をしたのですが、そのたびに、音楽って他人の演奏を聴いていても、自分が演奏していても、そこで時間と空間を共有する人に語りかけてくるんだということをガンガン感じさせられたのでした。

それにしても、お客さんが来たときにオルガン弾いてもてなすことは流石にできなくても、何か自分の持っている能力でおもてなしできたら、どんなにステキだろう、って考えてしまいました。例えばドイツから私のところにお客さんが来たとして、私は日本をご案内するほかに何ができるんだろう。Mさんのオルガンの響きに背中を押してもらって、前より少しハングリーになれそうな今日この頃です。


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無事帰還 [郷愁(ドイツ)]

ご愛読の皆さま
先程ナリタに降り立ちました。おかげさまで無事に帰国しておりますです。
いやー、いい旅でした。念願が叶ったり、予想外のイベントに遭遇したり、晴れたり降られたり、懐かしい町や友人に再会したり。行く先々でオルガンの音色に触れられたのも予定外ながらいい思い出になりました。
詳細は追ってご報告するとして、さっそく明日から出勤なので今日は帰宅して寝ます。
おやすみなさい…


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いってきます [郷愁(ドイツ)]

なにげに久々の「ひとり海外」、空港でのあれこれも我ながら心許なく、
ワタワタしましたがどうにかチェックイン完了、出発ロビーでひと息ついているところです。
北村薫「詩歌の待ち伏せ 1/2」(文春文庫)を旅のお供に選んでみました。
正解だったようです。もちろんゲルハルトの詩集もカバンに入れて。

とりあえず楽しんできます。次のご報告ができる日まで、皆様お元気で。
世の中(特にタ○○ヅカ)が何事もなく平和でありますように…


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いざ、かの地へ [郷愁(ドイツ)]

さてさて、そんなわけで(唐突…)、いよいよ本日からドイツでございます。
午前中のルフトハンザ機に乗るため、あと2時間あまりで自宅を出発する予定。
それまでに、おフロ入って(仕事で徹夜しました)、パッキングを完了して、
可能であれば書き溜めていたブックレビューとか日記とか、アップして行きたいけれど、
まあ時間との勝負、とりあえず生存報告および出発報告ということで。
現地からの更新は…
すいません、向こうに着いてみての状況次第でございます。

じゃ、そういうことで、行ってまいります~


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