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ずっとここに来たかった [バルト2018]

じゃあ何で今まで来なかったのかと問われると答えられないのだけれど
エストニアのタリンという地名はずっと、私の心の中で響いていたのでした
大学でヨーロッパの歴史とドイツ語を勉強すると決めたときも、17世紀ベルリンの詩人を追って卒業論文を書いたときも、ずっと鳴っていた

何となく今がそのタイミングなのかな、とふと閃いて旅先に選んでみました
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ああ、私は今タリンの街にいる
じんわりと、込み上げてくるものがあります
約30年前にテレビで見た、あの合唱祭と、あの「人間の鎖」の町に来たのだ

「歌う革命」を象徴する「歌の広場」にも行ってきました
舞台と客席と通用口と公園。歌を嗜む人間には無限のわくわく感を起こさせる場所でした。あそこで歌ってみたいし、あそこで合唱を聴いてみたいと、歌好きなら誰もが思うでしょう

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小さな路地を迷子になりながら見つけたかわいい公園(まさかの喫煙所として利用されていた)

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学生時代、講読のテキストに出てきたエリカの花

気の済むまで歩き回りました

少しずつ、さりげなく夢は叶う
人生で数度めの感慨に浸って、さっきから窓の外をぼへ〜〜っと眺めています

合唱王国のイメージですが、市内に「KARAOKE」の看板を少なからず見かけたのも気になりました

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