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紫苑ゆう…バランスとアンバランス [紫苑ゆう「再会」パートXまで]

紫苑ゆう
ああ紫苑ゆう
紫苑ゆう (管理人・作)

自分でもびっくりするくらい、バウホールでシメさんに遭遇した事件の余韻を引きずっております。まるで初恋。はー
以前、紫苑ゆうさんはバランスの人だと書いたことがあったと思いますが、同時にこの人は、絶妙なアンバランスもその魅力だったりするんだな、と最近感じています。
スターという一面と、音楽学校講師という一面。宝塚歌劇の将来を憂う先輩という一面と、宝塚大好きでミーハーな一面。それぞれがうまいことバランスを取りながら、紫苑ゆうという人の人格を形成しているように思います。
逆にアンバランスを感じるのは、ファンとして直接お目にかかるとき。自分の夢に素直に、宝塚歌劇という土俵で目一杯やってきただけ、やりたいことに夢中になっていただけ、やるべきことをこなしただけ。そんな自分を今でもキャイキャイ追っかけてくれる人々にどう接したらいいのか、ちょっとどぎまぎしているのをたまに感じます。
そんな、良くも悪くも小市民なところが、また紫苑ゆうさんの魅力のように思います。今でもガンガン発せられるスターのオーラと、時折覗かせる「あ、この人もオンナなんだな」と思わせる繊細な仕草。そのギャップを持て余しているようにも見えて、たまに心配になるのだけれど、そんな不安定さもまた人を惹きつける要素の一つなのかもしれない。
一点、相変わらずだなーと思ったのが、
 握手したとき手が冷たい、というよりも
 握手したとき手が冷たいのを謝る ということ。
「ごめんなさいねー」と謝られると余計に、シメさんと握手した!! って気分になるのですが、ご本人は本気で気に病んでいるご様子。

見ているこちらもバランスとアンバランスに甘んじている気がします。
現役時代のシメさんと今のシメさん。両方好きだし、今でも輝いているシメさんを見ていられるのはすごく嬉しい。
でもだけど、もうあの美しく濃い舞台がナマで観られない、という動かしがたい事実を目の前に突きつけられると、どうしようもない思いに駆られます。13年も経ったのに。
これからもそんなバランスとアンバランスを抱えながら時を過ごすのだろうけれど、それもまたファン稼業の醍醐味っていうか、宝塚歌劇が提供してくれる「夢」の一つなのかもしれないです。


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