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オカンとボクと…再会レポート2 [紫苑ゆう「再会」パートXまで]

ホテルオークラ神戸、平安の間。会場に入ると、もうギューギュー詰めにテーブルとイスが並んでます。10人テーブルが100以上。通路が狭くて通り抜けるのにもひと苦労…。以前は1テーブル11人だったから、通路には余裕があったけど食事するのにはちょい窮屈だったことも。まあ良し悪しですかね。資料によると着席してのパーティー収容人員は1,400人だとか。ステージがスペース食ってるにしても、まだまだいけるわ。入口近くには、一昨年インタビューを流していただいたNHKスペシャルのスタッフご一同様より、恒例の御花の差入れが。ここで写真を撮る人、花を引っこ抜いて帰る人(←次回からは遠慮しましょう)などなど、皆さんもう慣れたもんです。
17:30、食事スタート。見回すと女の人ばっかし。今さら驚かないけれど、やっぱりヘンな集団です。お互いにちょっと引き気味なまま食べ始めますが、これが「再会」が終わってみると何の違和感もなく不思議な一体感を醸し出すから面白い。
食後のデザート、コーヒーが下げられると照明が落ち、アナウンスがあってついにシメさん登場!! 今年のお衣装は昨年に引き続き白のブラウスに紺色で細身のベルベットパンツ。どちらにもキラキラがいっぱいついてて、手足の細長さが強調されて素敵! 舞台化粧に金髪、カンペキなリーゼントで後方より歌いながら登場、…と、なるのですが大抵は途中でキャイキャイ騒ぐ参加者に遮られてほとんど歌えないままに前方の舞台へ。フツーに宝塚の男役さんだし、フツーに紫苑ゆうさんだし。テンション・血圧とも一気に上昇。
ご挨拶、乾杯のあと、いよいよ近況報告です。今回はトーク中心にご報告します。

☆今年の宝塚トピック
・愛する後輩、湖月わたるくんの退団。一緒に舞台で頑張ってきた戦友が辞めていくのが、ひとつの時代が終わるみたいで寂しかったそう。新人公演でシメさんの役を演じたワタルくん。シメさん最後のリサイタル、緊張感とボルテージ最高の舞台で花道を飾ってくれたワタルくん。仕事が重なっても「シメさんを見て育ちましたから」と文句ひとつ言わずに引き受けていたというワタルくん(何年かして今の若手さんたちが、「ワタルさんを見て育ちましたから」って言うようになるんだろうなあ…)。サヨナラ公演は、自分の退団時を思い出したこともあり感慨無量で大泣きし、終わってもなかなか席を立てなかったんだとか。「星組に戻ってきて退団、っていうのも嬉しかった~」って、ほとんどファン目線。でも思ったけど、このファンの目線ってすごく大事だと思う。特定の組へのこだわりとか、辞め方や役のつき方に対する意見とか、劇団の側に所属する人間だからこそ、マネジメントっぽい目線じゃなく、ファンがどんなふうに思うだろうかって考える想像力を持っていることは貴重なんじゃないかと思います。
・そして何はなくとも、東宝ベルばら集団観劇。年始のイベントでネッシー(日向薫)さんが、「東京公演を紫苑ゆうと観に行きます」とかポロッと言ってしまったのがことの始まり。この二人の関係、相変わらずです。じゃあご一緒させていただきます、と返事していたところ、「シギ(毬藻えり)も誘ったから」との連絡が。じゃあこっちも相手役を、と白城あやかちゃんを誘って4人で出かけたところ、たまたま同じ回をマリコ(麻路さき←因みにブラジル在住)とみっき(ちあきしん)も観に来ており、往年の(って自分で言うかよ、と自己ツッコミ)フェルゼン、アントワネット、アンドレ、オスカルが勢揃いしたのでありました。ところで私事、hilde_nana_もこの回、2階席のけっこう後ろのほうで観劇してまして、休憩時間とかモロ中学時代に戻って劇場内をウロウロ、ドキドキしておったのですが、その姿を全く確認できず。同行した親友(日向ファン)が、2部開始直前、4人が着席する際に、「あの金髪、そうじゃない?」と指摘した以外、まるっきりニアミスで悔いの残るひと晩でありました。でも「往年」の時代に一緒にファンやってた親友と、そのころのスターさんたちと、星組ベルばらを観る日が来るだなんて、なんとも不思議な巡り合わせを感じて嬉しかった。終演後は劇場近くの宴会場にて同窓会、久々に楽しく盛り上がったそうです(因みに出待ちも失敗)。それにしてもアヤちゃんはお子が4人とか。それが一番ビックリだったかも。

☆はまっているものと、その2年後
・「再会」で発表される、シメさんがはまっているもの。たいてい「???」というリアクションしか得られず、帰京後にググる羽目になるのですが、それが何故だか2年後くらいに大ブレイクする法則。これまでの実績としては「た~らこ~♪」の歌とかニンテンドーDSとか。マーケティングの人が「再会」に来たらいいのに、との意見もあるとかないとか。しかし退団後すっかりテレビっ子になったなー、この人。現役中はオリンピックがあったのも気づかず、キムタクすら知らなかった伝説の持ち主なのに。で見始めたらこのマーケティング力でしょ。感性とかアンテナとか、やはり普通の人と違うんでしょうか。
・んで、今回のはまりモノは、パワーストーンと「モンテセラピー」という整体みたいなやつ。モンテセラピーは認知度が低く、またもや「???」。得意気にひたすら「来まっせ~、来まっせ~」とやってるシメさん。後日ググってみたところ、けっこうあるみたいです、お店。よく読んでみると「こんな症状が治ります」とあってその下に、「偏頭痛、疲れ、…猫背」。ん!? 猫背って! シメさんの猫背が直るって、いいことなのか…。細かく心配。皆さん、モンテセラピーこれから来るみたいなので、いっちょ波に乗ってみませんか。

☆三択クイズ
・これがまた、「紫苑のファンなら分かるはず!」とばかりに難問奇問の連続で歯が立たないのよ。例えば、「紫苑ゆうが最近、結婚する夢を見たスポーツ選手は? 1. イチロー、2. 新庄くん、3. ナカタ」…分かるかい!! でも慣れてきたのか、何となく分かるかも、という問題もありますね。「ケータイメールの着メロは?」などは正解率が高かったです。昨年多数出題された、何にでも名前をつける紫苑ゆうが、○○につけた名前は? 系の問題も、だんだん要領分かってきたもんね。ベンツが「ベン様」とか。
・「紫苑ゆうが、いちばん最近読んだ本は?」の正解は「東京タワー」(リリー・フランキー)。お母さんが亡くなるお話なので、ものすごい感情移入して大泣きし、顔が土偶のように(←アキレス腱切った際に使われた表現です)なってしまい、翌日※※※※(本人の名誉のため伏せます)。お母様が亡くなられたときの年齢を過ぎて、改めて自分は両親から愛を注がれて育ったのだと感じているそうです。前の報告にも書いたけど、そういう育ち方をしたからこそ、周りからもらった愛をまた周囲の人に配ることができて、こちらもその愛を配らなくちゃ、という気にさせられてしまうんだろうなあ。

それにしても、シメさんの相変わらずの読書量には驚かされます。3択に入っていた残りの2作、細かく覚えてないけど両方とも2冊完結モノだった気が。しかも宝塚ともバリ島とも関係のない本。現役時代から、出演作品に関連して読んだ本は? と振ると、ものすごい数のリストが出てきていたけど、忙しく体を動かす毎日ながら、いろんなジャンルのものを積極的に読んでるんですね。映画やDVDもかなり消化しておられるご様子で、頭が下がります。因みに最近見たDVDが「有頂天ホテル」で、理由が「西田敏行さん、大好きなの~!」というのもビックリでした。次回は歌編をお届けします。

<その他の記事>
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