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それにしても [紫苑ゆう「逢会」]

お芝居のお手本として出してくるネタの、引き出しの多さに改めて舌を巻く。「宝塚が誰よりも好き」とはこれを言うのかと。単にセリフをたくさん覚えているだけでなく、設定や背景にある心情、それを芝居を習い始めの生徒さんに教える文脈までもが説得力あって圧倒され続けた。娘役さんのセリフ回しがとにかく上手で、男役パートは「エエ声」では片付けられない迫力。「学校での様子が知りたい」という多くのファンのニーズが満たされたわけだけれども、何だかもう、何と言うか…えらいことだった。
こんなに大公開していただいて良かったのだろうか。本当に嬉しくて仕方がなかった。この質問してくれた人ナイス!!

時間がなくてあまり詳しく見ることのできなかった舞台衣装。「家でホコリをかぶっていた」とはご謙遜で、さすがの保存状態からの気合漲る展示だった。どれも素敵だったけれど、やっぱりミルクの場面かなあ。人間の姿で知性と演説力を振りかざして市民を焚き付ける、という意図が具現化された衣装だった。対して昇天は、同一人物(…人物!?)が目的を果たすと途端にこうまで豹変するのか、という死神感のなさ。ハイハイ良かったね!! としかコメントしようのない、幸せ一杯の場面を思い出します。自分に何が似合うか分かっているって強い。
あとブーツがウソみたいに細長かった。新人公演がなくて良かったね。

…と、言いたいこと大体言い終えたので仕事に戻ります。は~幸せ!!
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