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2014年1月の読書記録 [読書]

昨日夜「宝塚歌劇100周年 夢の祭典」ライブビューイングへ行ってまいりました。
映画館で中継を見るのか…とあまり期待して行かなかったのですが、
劇場じゃなくて良かった。あの場にいたら気絶していたかもしれない、超豪華だった。
「一度で良いから見てみたい・聴いてみたい」と思うようなナンバーが次々に折り重なって、
えらいことでした。現役スターさんたちの「その他大勢」感…
きっと4時間くらいの出し物なんだろうな、と思っていたところ、予定を80分押してざっくり4時間かかりました。

印象的だったことが多すぎて書ききれないのですが、心配していたカメラワークが予想外に秀逸だったことと、
MCの真矢みき様が本当に本当に素晴らしくて、世間はもっとミキ様を評価してしかるべきだと強く感じたということは
特記しておくべきでしょう。愛と夢に溢れた、とても後味の良いステージでした。ファンであることを誇りに思います。


さて本業のほうも忙しいのですが、記録を掘り出してきて読書記録をアップしたいと思います。
新年で気が大きかったのか、発売したての単行本を威勢よく買って読んだ1月でした。

読んだ本の数: 5冊
読んだページ数: 1,432ページ

蝉しぐれ (文春文庫)蝉しぐれ(文春文庫)
恒例の新年再読、今年は元旦の午前中に自然と手が伸びて読み始めてしまった。今回は剣術の場面をゆっくりじっくり読みたい気分で、想像力を総動員して動きを想像しながら読む。あとは逸平くんが連れて行ってくれるお店の肴がどれも美味しそうで…読むたびに違う印象を与える最後の一行、読み応えと言うよりも何故か今年は読み終えるのが惜しく感じた
読了日:1月10日 著者:藤沢周平


JR崩壊    なぜ連続事故は起こったのか? (角川oneテーマ21)JR崩壊 なぜ連続事故は起こったのか?(角川oneテーマ21)
JR北海道の話がメイン。内容としては直近の事故とその背景に関する多面的な分析だけに終始しているものの、マニアックに掘り下げてあったり内外の意見がそのまま載せてあったり、(たぶん)ショートカットでつくったのに妙に読み応えがある。JR北海道のみならず、鉄道業ひいては企業・組織そのものに当てはまる指摘等もあってたまに震えが来た
読了日:1月15日 著者:梅原淳


三谷幸喜 創作を語る三谷幸喜 創作を語る
あんなに無口で喋れないイメージだった三谷さんがこんなに饒舌に喋る日が来るとは。インタビュアーの手腕もあるのかも。舞台や映画演劇に対する考え方がすごく独自で、世間の評価に対して微妙にビクビクしている感じもかなり個性的。いろんな意味でどちらに転ぶか分からない人だけれど、これまでの作品以上に次に何が飛び出すかのほうに興味が湧いた
読了日:1月18日 著者:三谷幸喜,松野大介


帰ってきたヒトラー 上帰ってきたヒトラー 上
冒頭はカフカの「変身」。途中からコント。至って真剣な主人公と対応に困る周りの人々。違法ギリギリでヒヤリとするご発言の間に「ごもっとも」と頷きたくなるような見解もあり考えさせられる。スピーディーな展開も面白い。後半どうなってゆくのやら…
読了日:1月24日 著者:ティムール・ヴェルメシュ


帰ってきたヒトラー 下帰ってきたヒトラー 下
現代ドイツのあれこれに対する目のつけどころが独自で面白すぎる。話が噛み合っていないのに周りの人々がどんどん主人公のファンになってゆくのが、ある意味ホラーだった。この本が賛否両論ながらドイツで出版されてベストセラーになったことも何だか意味深長。時代の閉塞感なのか、もう一段高いところで考える分別があるということなのか。映画化はそれはそれで純粋に楽しみ
読了日:1月27日 著者:ティムールヴェルメシュ


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