あけまして 2013年12月の読書記録 [読書]
新年あけましておめでとうございます。
数シーズンぶりに深夜のミサで歌っての年越しとなりました。教会へ向かう暗い道は心細くて、引き返してしまおうかと思うこともありますが、でもやっぱりあの空間で新年を迎えるのは自分的にすごくしっくりきます。あの感覚は何なのでしょう。
それにしても良いお天気のお正月になりましたね。2014年が明るく暖かい年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて読書記録。
2013年は再読も含め、月平均6冊くらいのペースで読んだことになります。単行本が少なく、文庫が多かったように記憶しています。やはり印象的だったのが新書に当たり外れが激しくあったこと。校正校閲が粗いと内容が頭に入ってこなくて、残念に感じる本が幾つかありました。
2013年の年間読書記録
読んだ本の数: 71冊
読んだページ数: 23,800ページ
大晦日ギリギリにホッキョクグマの小説を読み終えました。すごく面白かった。
ドイツ旅行には2冊(プラスお仕事の本)を持って行きました。時代考証の本はホテルでの朝食時、フムフムと頷きながら読みふけりました。
2013年12月の読書記録
読んだ本の数: 5冊
読んだページ数: 1,593ページ
竹光始末(新潮文庫)
蔵書にあったかどうだか思い出せなくて購入。たぶん初読。最初のプロットから安定感のある読み応え。話せば長くなるエピソードも、ベタな世話物も味わいのある小説に仕上げてしまうのだからさすが。仕官の話が目立ったのは初期作品だからかな。真冬に読んでも物語の中が春だとヌクヌク感じたりするから不思議。今すぐ再読したいくらい肌になじんでしみじみ良かった
読了日:12月2日 著者:藤沢周平
冤罪(新潮文庫)
藤沢周平作品にこんな面白いのがあったのを知らずにファンを名乗っていたなんて…作家活動に専念し始めた時期のいわば意欲作というところか。新鮮味はあるのに矛盾も破綻もなく楽しむことができた。最も面白かったのはやはり解説でも引用されていた「ふわ?」だろうなあ
読了日:12月5日 著者:藤沢周平
いのちと重金属: 人と地球の長い物語(ちくまプリマー新書)
ちくまプリマー、信じてたのに。日本語が非アカデミックで内容があまり頭に入ってこない。もっと丁寧な校正校閲を望みます。人類にとって、生命にとって重金属がプラスにもマイナスにも働くことは分かったが、話が混在していて整理しづらかった。細かいところでは、周期表は切り離して参照できればなおよかったかも
読了日:12月8日 著者:渡邉泉
考証要集 秘伝! NHK時代考証資料(文春文庫)
ベテランによる小うるさいうんちく本かと思って手に取ったが全くイヤな匂いのしない本で、そして本気で面白かった。単に考証に役立つだけでなく、様々な言葉やモノの由来が分かり、歴史を好きになるキッカケの本としても良いだろうなと感じた
読了日:12月14日 著者:大森洋平
雪の練習生(新潮文庫)
今年最後の本。まんまドイツ文学だった。人称が入れ替わるところ、ホッキョクグマの目線と人間の目線が交錯しているところ。かわいらしいのに、何度かホロリとしてしまった。きれいごとじゃないけどきれいな小説、すぐにでも再読したいくらい引き込まれてしまった
読了日:12月31日 著者:多和田葉子
読書メーター
数シーズンぶりに深夜のミサで歌っての年越しとなりました。教会へ向かう暗い道は心細くて、引き返してしまおうかと思うこともありますが、でもやっぱりあの空間で新年を迎えるのは自分的にすごくしっくりきます。あの感覚は何なのでしょう。
それにしても良いお天気のお正月になりましたね。2014年が明るく暖かい年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて読書記録。
2013年は再読も含め、月平均6冊くらいのペースで読んだことになります。単行本が少なく、文庫が多かったように記憶しています。やはり印象的だったのが新書に当たり外れが激しくあったこと。校正校閲が粗いと内容が頭に入ってこなくて、残念に感じる本が幾つかありました。
2013年の年間読書記録
読んだ本の数: 71冊
読んだページ数: 23,800ページ
大晦日ギリギリにホッキョクグマの小説を読み終えました。すごく面白かった。
ドイツ旅行には2冊(プラスお仕事の本)を持って行きました。時代考証の本はホテルでの朝食時、フムフムと頷きながら読みふけりました。
2013年12月の読書記録
読んだ本の数: 5冊
読んだページ数: 1,593ページ
竹光始末(新潮文庫)
蔵書にあったかどうだか思い出せなくて購入。たぶん初読。最初のプロットから安定感のある読み応え。話せば長くなるエピソードも、ベタな世話物も味わいのある小説に仕上げてしまうのだからさすが。仕官の話が目立ったのは初期作品だからかな。真冬に読んでも物語の中が春だとヌクヌク感じたりするから不思議。今すぐ再読したいくらい肌になじんでしみじみ良かった
読了日:12月2日 著者:藤沢周平
冤罪(新潮文庫)
藤沢周平作品にこんな面白いのがあったのを知らずにファンを名乗っていたなんて…作家活動に専念し始めた時期のいわば意欲作というところか。新鮮味はあるのに矛盾も破綻もなく楽しむことができた。最も面白かったのはやはり解説でも引用されていた「ふわ?」だろうなあ
読了日:12月5日 著者:藤沢周平
いのちと重金属: 人と地球の長い物語(ちくまプリマー新書)
ちくまプリマー、信じてたのに。日本語が非アカデミックで内容があまり頭に入ってこない。もっと丁寧な校正校閲を望みます。人類にとって、生命にとって重金属がプラスにもマイナスにも働くことは分かったが、話が混在していて整理しづらかった。細かいところでは、周期表は切り離して参照できればなおよかったかも
読了日:12月8日 著者:渡邉泉
考証要集 秘伝! NHK時代考証資料(文春文庫)
ベテランによる小うるさいうんちく本かと思って手に取ったが全くイヤな匂いのしない本で、そして本気で面白かった。単に考証に役立つだけでなく、様々な言葉やモノの由来が分かり、歴史を好きになるキッカケの本としても良いだろうなと感じた
読了日:12月14日 著者:大森洋平
雪の練習生(新潮文庫)
今年最後の本。まんまドイツ文学だった。人称が入れ替わるところ、ホッキョクグマの目線と人間の目線が交錯しているところ。かわいらしいのに、何度かホロリとしてしまった。きれいごとじゃないけどきれいな小説、すぐにでも再読したいくらい引き込まれてしまった
読了日:12月31日 著者:多和田葉子
読書メーター
2014-01-02 22:58
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