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2013年9月の読書記録 [読書]

10月が終わります。9月初頭に宣言したとおり、9月から年末までは多少ひんしゅくを買ってでも自分のための2013年を楽しむという目標のもとに充実した日々を送っています。

9月はドイツとスコットランドから音楽家のお客様があり、一緒に音楽したり、彼らの演奏会で舞台監督したり、夜更けまでお酒を飲みながらおしゃべりしたり。合唱愛好家を名乗りつつ長いこと音楽することから離れていた私には、積年の物足りなさが一気に吹き飛ぶような体験をさせていただきました。多々ひんしゅくも買ったのだろうが、本気で楽しかった。

11月12月も予定が目白押しで、久々にカードの利用上限額を確認してしまったほどです。

読書は進んでないなあ。あ、でもそうだ思い出した、TOEICの試験勉強してた。
何だか小説を読む気分ではなかったので、下記のようなラインナップになりました。

読んだ本の数: 3冊
読んだページ数: 891ページ

宰相のインテリジェンス: 9・11から3・11へ (新潮文庫)宰相のインテリジェンス: 9・11から3・11へ(新潮文庫)
以前に別の作品を読んだ際、この人はニュースを読んでる方が良いな、という感想を書いた記憶があり、その意見に変化はないです。でも調査力や文章構成力など、読者をずんずん引き込む技はさすがとしか言いようがなく前回以上に圧倒されました。著者ご本人の「あの日」の様子を少しだけでも伺うことができて何だかずっと心に引っかかっていたものが流された気分でした。「宰相のインテリジェンス」についての話からどう「自分ごと」へ引き込んで読むか、ともすれば外野から批評しているだけの話になりそうな書きぶりで、そこは物足りなかった
読了日:9月5日 著者:手嶋龍一


マリア・テレジア: ハプスブルク唯一の「女帝」 (河出文庫)マリア・テレジア: ハプスブルク唯一の「女帝」(河出文庫)
女性がトップに立って旗を振ることが難しかった時代、「国家の母」たろうと努め、かつオンナとしての人生も味わい尽くした人。意外と戦争ばかりしていたことと、意外と戦争の指揮が得意じゃなかったことが分かり新鮮だった
読了日:9月22日 著者:江村洋


42.195kmの科学  マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」 (角川oneテーマ21)42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」(角川oneテーマ21)
速く走る人の身体や走り方を科学的に分析した本ではあるが、「○○分台」という数字が世間で言及されるようになると心理的なハードルが下がって記録がぐんと更新されるという一見非科学的なエピソードもあり、やはりスポーツは侮れないと思った。何かを究めた人に共通する気がするけれど、速く走る人の発言に哲学のような深みが感じられたのも印象的だった
読了日:9月24日 著者:NHKスペシャル取材班


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