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毎回そう思うのかもしれないけど [追っかけ(宝塚)]

霧矢大夢さん来春退団…宝塚歌劇団月組

噂が流れたりするものらしいのですが、ファンになったころから全く疎いのでいつも不意打ちです。
80周年がファン活動の一区切りだった私にとって、その年に初舞台を踏んだ人がトップになって辞めていくというのは、ついに一時代が終わってしまうのだという感慨を抱かざるを得ません。
「ひとつの時代が終わる」…ここ数年いろんな人の退団を見送るたびに思っているような気もするのですが、長年ファンをやっていれば避けては通れないものなのでしょう。

きりやんと言えば、まだ本科生だったあの日、○○で××を△△してしまったという…もう絶対に口が裂けても言えない、たぶん私しか知らない出来事がありまして。
あのときの、あの本科生が、こんなに立派になって真ん中に立つようになったのかと思うと、ご本人の努力もさることながら、時間の流れと、宝塚歌劇という、女の子が月日とともに本物のスターになっていくシステムの偉大さに度肝を抜かれる感じです。
熱心に観ていたわけではないですが、やはりフランツの人物造形に背筋が凍ったのを今でも憶えています。皇位継承者として生まれ、若くして皇帝に、しかもヨーロッパ史に名を残す大帝国が傾きつつある時代の皇帝になった人物の、色恋を含めた人間関係に対する低体温なスタンス。フランツのファンにはたまらない芝居でした。先月劇場で拝見した舞台上のきりやんはスターらしくギラギラ輝いていて、うっかり恋に堕ちそうになりました。そしてこの人のパーシーを見逃したことを心底後悔したのでした。

最後の舞台も王様の役とのこと。
桜の季節を卒業のタイミングに選んだきりやん。80期最後の一人、ちゃんと拍手で見送りたいと思います。
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