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8月の読書記録 [読書]

読書メーターを利用し始めてから、こちらでの読書記録が途絶えてしまいましたが(記録が途絶えたから他所に頼っているんだろうが…)、せっかく記録をつけているのでこちらにも「まとめ」を残していこうと思います。まずは8月分から。

読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3,405ページ

インテリジェンスの賢者たち (新潮文庫)インテリジェンスの賢者たち(新潮文庫)
「9.11のときの人」。とにかくテレビをつけるといつも出ていて立て板に水で、すごいなと思った記憶があります。報道の場にいても博識なのが伝わってきて興味があった人なので読んでみました。想像力をかきたてる文章はさすが。でもやっぱり喋ってるほうが私は好きかも…
読了日:08月30日 著者:手嶋 龍一

わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡〈1〉 (新潮文庫)わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡〈1〉(新潮文庫)
読了日:08月30日 著者:塩野 七生

ストーリー・セラーストーリー・セラー
「泣ける」との前評判もあり相当な心の準備で臨んだ割に、う~ん…有川作品の中では普通だったかな。純愛モノに感情移入できない自分が切なかったりしました。どこまでが本当なのか、という小説の「つくり」としては面白くて好き。いつか必ず再読して、そのときには作者の意図を汲み取れる人になりたい
読了日:08月23日 著者:有川 浩

日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書)日本人へ 国家と歴史篇(文春新書)
読むときのテンションによるのかな。「赤」版はそうでもなかったのに「緑」版はとても興味深く読みました。特に「夢の内閣」は圧巻。モノゴトを深く調べて書物に落とし込むってこういうことなんだなあ
読了日:08月21日 著者:塩野 七生

リセット (新潮文庫)リセット(新潮文庫)
数年ぶりに再読。最初に単行本で読んだときには納得いかなかったフレーズ「我々は死んだりしない」が腑に落ちる年齢になり…本が呼ぶ出合い・待ち伏せ、登場人物のまっすぐなひたむきさ、などなど北村作品のエッセンスも満載、細かいエピソードまで緻密に描き込まれて読み応えあり、数年に一度は読み返したい本
読了日:08月16日 著者:北村 薫

硫黄島 栗林中将の最期 (文春新書)硫黄島 栗林中将の最期(文春新書)
昨年読んだ「散るぞ悲しき」の上梓後、新たに調査した内容がまとめられたもの。新たに知らされる事実もあり、その多くが戦後しか知らない身には重く響くが、あとがきのエピソードには別の意味で強い説得力があった
読了日:08月14日 著者:梯 久美子

市川海老蔵 眼に見えない大切なもの (Grazia Books)市川海老蔵 眼に見えない大切なもの(Grazia Books)
古今の大天才について海老蔵くんが自由自在に切り込む。彼らは何を考えていたのか。何が違うのか。いわゆる「あっちの世界」へ行っちゃった人たちが対話する不思議ワールドながら、「突き詰める」「究める」「つくる」「表現する」そして広い意味では「生きていく」ことについて、あれこれ投げかけてくる。教科書を読んだことないという海老蔵くん、なのにこの言葉の豊かさ、頭の回転の速さ。恐るべき同い年…
読了日:08月12日 著者:

編集者の仕事―本の魂は細部に宿る (新潮新書)編集者の仕事―本の魂は細部に宿る(新潮新書)
これだけ読了まで時間がかかったということは退屈な本だったのか…でもさすがに丁寧なつくりで文章も読みやすく、かつ大変勉強になりました。最後の「幻の本」の話、編集者のお仕事って魅力的だなと思えるエピソードでじんわり良かったです
読了日:08月11日 著者:柴田 光滋

黒いマナー (文春文庫)黒いマナー(文春文庫)
マナーがちゃんとしてる人は実は腹黒い。むむむ、鋭い。賛成・反対とかではなく、エッセイとして素で面白かったです。イラストもかわいい
読了日:08月10日 著者:酒井 順子

東京駅物語 (文春文庫)東京駅物語(文春文庫)
東京駅を往き来する人々の人生を切り取った短編集。お話どうしで登場人物が交差していたり(グランドホテル形式と呼ぶそうです)するのですが、どうも説明が少ないというか分かりづらいなあ。時代設定は明治時代、東京駅が建設される前から戦後すぐまで。もう少し後の時代まであったほうが面白かったかな。とにかく東京駅は鉄道ファンにとって特別な存在なので、もっとみっちり描かれているのを読みたかったとどうしても思ってしまう
読了日:08月05日 著者:北原 亞以子

阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車(幻冬舎文庫)
祝・文庫化&映画化:買うなり2度読み。ああ本当いい。思い切り泣けて思い切り笑える。車内ではケータイがマナーモードなのも、途中下車して引き返すのに改札をいったん出るのも、憎まれ役には人物名がついてないのも、全てがさりげなく素敵
読了日:08月04日 著者:有川 浩

新・御宿かわせみ (文春文庫)新・御宿かわせみ(文春文庫)
おかえりなさい「かわせみ」シリーズ。時は移り、街も変わったけれど「かわせみ」はそのまま。メンバーが入れ替わり設定が変わった分、第1弾は説明調になってしまうのは仕方ないかな。でも全カップルが気持ち良くまっすぐだった「旧」に比べて恋愛がまどろっこしいなあ。今後の展開が楽しみです
読了日:08月04日 著者:平岩 弓枝

甘党ぶらぶら地図 (角川文庫)甘党ぶらぶら地図(角川文庫)
日本全国の甘味を訪ねて旅する。羨ましすぎるコンセプトの本です。鉄道ネタ・訪問先での迷子ネタもあり、旅好きにはたまらない…甘味のために旅するのか、旅をするから甘味に出合うのか。ああ、マジ羨ましい
読了日:08月03日 著者:酒井 順子

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