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再会の後味 [紫苑ゆう「再会」パートXXまで]

自分でMCをしてトークや進行をするのは緊張するもので、いつも「再会」の前日は胃が痛くなる
若手時代に演じたあの役は自分でも不甲斐ないくらい下手だった。歌も公演評でよく叩かれた

ふだん歌う仕事をしていない人が、歌詞に芝居を乗せて歌い上げる背中を見て、置かれた状況を嘆いたり、足りないものを羨んだりするのはやめようと、ふと脈絡なく思いました。この脈絡のなさはいつものことで、不思議ながらも大切な感覚で、終わってからこの感覚に浸るのも「再会」が楽しみな理由のひとつだったりします。

まあ他人から見れば、ただの反芻なのでしょうか。

来年も再来年も、こんな余韻を味わえる大好きなイベントに集まれますように。
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