SSブログ

2013年6月の読書記録 [読書]

翌月末にアップするのが常態化してきていますね…
6月7月は今年も激務であった。再読を中心に、それでも何とかリズムを保って楽しく読書できました。

あと、塩野作品に出てくる男性陣が優柔不断でイラつく、というのは初めての体験で何だか新鮮でした。

読んだ本の数: 5冊
読んだページ数: 1,571ページ

上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史 (星海社新書)上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史(星海社新書)
絵画の常設展を新しいほうから回る。どの時代の画家も新しいことに挑戦しようとし、その中で自分の個性や精神を描こうとしていたというのが印象的だった
読了日:6月3日 著者:山内 宏泰


ラブコメ今昔 (角川文庫)ラブコメ今昔(角川文庫)
終わらない有川作品再読ロード。すうっと入りやすく、良い具合に泣かせてくれて、笑わせてくれて、日常と絶妙な距離感のところに存在する小説。でも作者は力んで書いていると思う。その意気込みが心地良く、何度でも大切に読みたくなる
読了日:6月8日 著者:有川 浩


クジラの彼 (角川文庫)クジラの彼(角川文庫)
仕事を理解してくれる人とそうでない人がいる。でも相手のことが好きだったら、相手の仕事や、仕事に向かう心意気も価値観も、全部ひっくるめて向き合ってほしい。だってそれは仕事に限ったことではないから。命がけで訓練し、命がけで国防し、命がけで恋をする人たちのお話。最後は愛娘が出てきてなおベタ甘なプロットだった
読了日:6月12日 著者:有川 浩


緋色のヴェネツィア―聖(サン)マルコ殺人事件 (朝日文芸文庫)緋色のヴェネツィア―聖(サン)マルコ殺人事件(朝日文芸文庫)
登場人物がことごとく美男美女ばかり、でも最も惹かれるのはアンドレア・グリッティ。若き名君主に囲まれ君臨し、苦悩し、生涯現役を免れない危機の君主。ヴェネツィアという土地と、16世紀前半という時代の持つ物語のような魅力もあって何度読んでも面白い
読了日:6月19日 著者:塩野 七生


銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件 (朝日文芸文庫)銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件(朝日文芸文庫)
何だか男性陣が優柔不断でけっこうイライラした。会話の内容もまどろっこしいし。…梅雨だからかな。共和制における貴族という雰囲気が醸し出されていたのだと思います。反対に女性陣がスッキリサッパリしていて良いね!! 真冬に駆け落ちするルクレツィア、マルコに身銭を切らせるオリンピアなどなど揃って男前でスカッとしました
読了日:6月25日 著者:塩野 七生



読書メーター

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

2代目が自分で決める ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。