SSブログ

ひとつの歌 [紫苑ゆう夢列車2011]

大阪って客席もパワフルだな~手拍子しっぱなし!
特に古今のレビュー主題歌、パリ系、そして歌詞に「タカラヅカ」って出てくる曲。
青山劇場で観たときは100周年カウントダウン企画を楽しむという感覚だったのが、やはり関西では地元のエンタメである宝塚歌劇の100年を祝い、懐かしみ、世代を超えて思いを共有するという雰囲気が強いように感じました。「タカラヅカ」という言葉が東京だと少し照れ臭く響くのに、関西だと愛情を込めて呼ばれているような感覚があります。

さて、前のほうの席で個性爆発な出演者をじっくり観察・鑑賞してまいりました。
すっかり女になっちゃった人、別の世界でちゃんと行く道を見つけた人、相変わらずキザに踊る人、新たにコンビ組みそうな人、本番に弱い人、お客さんがいたほうが楽しめる人、優しく歌う人、破壊力で歌う人、宝塚・男役しか考えられない人、タカラジェンヌになったばかりの人…
いろんな人が、いろんな思いで全力でぶつかり、客席も喜んだり驚いたり笑ったり。宝塚ってなんでもあり、裾野が広いなと感じつつ迎えたアンコール。

「すみれの花咲くころ」が歌われると、舞台と客席が静かにひとつになりました。
中にいようが外にいようが、贔屓がいようがいまいが。昔が良かった人も、昔なんて知らない人も。舞台の真ん中で輝く人も、隅っこで全力で頑張る人も。皆「すみれ」のメロディに身を任せて一緒に揺れる。小さな花、短い歌なのに、赤ちゃんが子守歌で泣きやむみたいに、なんでもありの宝塚歌劇(ファンを含めた)を包み込んでくれる、すごい歌なんだと感じました。結局どの曲よりも印象に残ったのが「すみれ」でした。良い曲ですよね。

明日の公演も観られることになりました。最後なのでオペラグラス借りて好きに楽しんで来ようと思います♪
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

旅先なのに大阪探検中 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。