SSブログ

改めて… [紫苑ゆう「再会」パートXまで]

皆さんこんばんは、合言葉は「ノスフェラチュ」!! 再演わくわくhilde-nanaでございます。
即日で叫んでみて、あれからいろいろと考えたんですけれども、
再演の是非についてとか、よりにもよってこの作品を再演することに関してとか、
もっと自分が複雑な心境になるだろうなと思ったりしたのですが、全然そんなことなかった。
イヤもう、単純明快に嬉しいです。だって、いいものは、いい。

再演の是非については、年を経て考え方がいろいろ変わっていて、現状ではこんな感じです。
・いい作品はどんどん再演したらいい。
 ただし、ラインナップ的には新作とのバランスを考えないと閉塞的になっちゃうから注意。
・初演に勝てるわけないのかもしれないが、超える気でやったらいい。
 紫苑ゆうさんのように「『うたかたの恋』は再演だけど私の作品です」とか言えるくらいの気概でやったらいいと思う。本当は作品って役者を中心としたカンパニーで成り立つものだから、「このメンバーでまた観たい」と思えたらそれが最高なんだけど(「蒼いくちづけ」なんてまさにそういうものだったらしいよ)、やっぱり先人って超えていってナンボじゃないですか。
・なんだかんだで、何が出てくるか分かってるのは安心する。
 題名を見て「まさか、すごいしょっぱい作品だったらどうしよう…」と心配するようなことがないのはいいよね。
・それでもやっぱり、再演されるような名作を生み出す努力もしてほしい。
 作品の良さって、「再演してほしさ」だけに星が点くものではなくて、気楽さが良かったりチープさがよかったり、サヨナラ仕様だったりするものでいいと思うんだけれど、それでも観終わったあとに「次はないな」と予感するのって切ないもんね。再演したりしなかったり、やってみて成功したりコケたり、という緊張感も、宝塚歌劇ならではだと思うし。

…ってなことをクヨクヨ・つらつら考えていたりしたのですが、とにもかくにも「蒼いくちづけ」が甦るというのは、あの作品(←観たことないんですが…)が忘れ去られずに今でも評価されている証拠みたいな気がして、それが何よりまず嬉しい。
退団後、トップ経験者の中では「誰、それ?」と言われる率が恐らく最も高かったのではと思われる紫苑ゆうさんだけに、何となく心細い思いをしていた紫苑ファンの気持ちも、これで報われたのかなとか。一方で紫苑ファンとしては、「蒼いくちづけ」をほかの役者が演じることに対する複雑な思いもあるんですけど、でもまあ、教え子さんだからなあ。
私の観たことあるドラキュラは、紫苑ゆうさんのサヨナラショー(録画)のマント姿。マント捌きが本物のドラキュラみたいで(!?)ビリビリ痺れたのを覚えています。そんな断片的な印象しかない作品だけれど、とにかくハンパない作品っぽいことは分かる。知ってる人も知らない人も、来年春に向けて盛り上がっていきましょー!!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

再演キター久々の更新 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。