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まさかの四半世紀 [紫苑ゆう「再会」パートXXまで]

年内で整理するつもりのブログですが、やはり今日はどうしても更新したくて。
1994年12月26日から、今日で四半世紀。
まさか自分の上を、そんなに長い年月が通り過ぎていくだなんて、あの日には想像もつかなかった。目の前で起こることに夢中で全力だった。

当時の自分に教えてあげてもウソだと思って信じてもらえないだろうなってくらい、超絶幸せな25年間を、ありがとうございました。
そして、これからも、ずっと!!

紫苑ゆうさんが、今日も来年も再来年も、ずっとずっと幸せでありますように。

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ブログ更新停止のごあいさつ [その他日記]

そもそもご無沙汰しております。生きてます。

突然ですが、このブログを2019年9月末日にて更新停止することにしました。
更新が滞りがちで、そろそろ潮時かなと思った、…ということは全くなく、自分にはこのゆる~い形式の日記が合っていると今でも思っています。
かれこれ10年以上、考えていることを言葉にしてまとめたり、読書記録をつけたり、海外旅行の実況中継をしたりと、とにかく気まぐれに続けてきました。
特に紫苑ゆうさん関連のイベントについては、ここに感情の迸るままを綴ることで思い出が分厚さを増したと思うし、
秋には記念すべき「再会」20周年が控えているタイミングでもあります。

理由は、2019年10月1日付で実施されるブログの名称変更です。
すごく些末なことではあるのですが、ドイツの近現代史に少なからず触れてきた身として、
何となくモヤモヤというか、この名称で発信するのは違和感あるな…という気がしました。
新名称は全く悪いものでも何でもないと思うし、So-netのサービスはブログ含め大好きだし、
これからも嫌いにならないと思います。プロバイダも変更するつもりはありません。


私はSNSをしていないし、今後もするつもりがないので、ネットの世界に言葉を綴るチャンネルを失うことになります。
それが何を意味するのか、特にこれからの社会でそれは良いことなのか悪いことなのか、まだ余裕がなくて考え尽くした実感もないままです。
これまでに綴ってきた記事をどうするかも決めかねている状況ですが、年内には結論を出す予定です。

もしご愛読いただいていた方、見守ってくださった方があったのだとしたら、そのお礼とお別れを言わせてください。

私はこれからも歌を歌い、本を読み、たまに旅に出て、舞台に熱狂し、楽しく生きていると思います。
いつかどこかに日記を綴り始めることがあるかもしれません。見つけたらまた覗きに来てください。
またいつか。バイバイ!!
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とにかく飛べ [出先から]

いきなり思い出してビックリしたけど、交換留学でドイツへ向かうべく出発してから先日でちょうど20年だったようです。

当時は流通通貨がユーロではなくマルクで、…と話すたびに、すごく古い時代に留学した人みたいな気分になるけれど、実際インターネットもナローバンドだったし、本当に地球の裏側に行くような気分だったことを思い出します。
ドイツ宛のエアメールの出し方を、それこそネットのない時代に自分で調べて、手紙と一緒に本やお菓子やプレゼントをせっせと送ってくれた友人知人。
現地での何でもない出来事を書いて送ると喜んでくれて、考えもしなかったような質問をくれたりもしました。

ドイツにセミはいるのか。
オリオン座はどの角度に見えるのか。
イースターの前にドイツ人は本当に断食するのか。
ドイツの5月はそんなに美しいのか。
ナイチンゲールは話すように歌うのか。

孤独で不安で押し潰されそうな日々、誰かと繋がっている感覚は勇気の源で、寒くて暗い道も私は元気よく歩くことができました。

そんな日々が待っていることも、自分に何ができるのかも、自分が何に喜び、何に泣くのか、ましてやケルンがどんな町なのかも知らなかった20年前の私。
でも、自分で決めたからには、とにかく飛ぼう、飛び出そう。ぼんやりと考えながら、でもほとんど思考停止の状態で出発したことを今でもたまに思い出します。
飛行機が西へ向かって進むに任せることしかできず頭は真っ白、こんな大胆な決断をしたことに自分で今さらびっくりして我に返ったり、強がって日記を書いてみたり。

難しそうなことでも、とにかくチケットを取って自分から飛び出してみよう、そうすれば運命が押し出してくれる。
今でもそう思えるのは、あの日と、あの日々があるからです。

もう戻ることのない日々、あのころの自分だからこそ経験できた日々。
行って良かったなあ。

…などとカッコ良い感じで綴っていますが、当日は見事に朝寝坊して母に怒鳴って起こしていただいたのでした。熱帯夜だったのかな…
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物語をありがとう [出先から]

緞帳が上がると、真っ赤な絨毯の敷かれた階段に白い衣装のふたりが立っていた
雪の中、幸せそうなふたりを残して緞帳が降りて、鳥肌と余韻がやってきた

本を読まない高校生だったのに、勢い余って独文科に願書を出したのはその次の次の冬だった
ドイツ語を夢中で学び魂を揺さぶる詩に邂逅し恩師を得た

柴田先生は娘役の髪に花をつけるのが好き
…懐かしそうに茶化しながら「再会」で柴田作品の歌を歌う紫苑ゆうさんをうっとり眺めている

ずっと昔、ウィーンの森に響いた銃声から始まった美しい物語
緞帳が上がり、降りたずっと後になっても物語はまだ続いている
きっとまだ終わらない

ゆきちゃん。柴田侑宏先生。
私たちに物語をくださり、ありがとうございました。
あとアザラシのぬいぐるみも。忘れません
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癒された [その他見聞]

やっと読めた。
アンゲラ・メルケル独首相ハーバード大学での演説(2019年5月30日)


深夜の地下鉄でドイツ語の記事を読みながら泣く、という珍しい体験をしました。
言っていることは割と定番ネタではあるけれど、演説の構成も良いし呼び掛けている感じの言葉選び、言葉の並びは情熱的かつ知的。
この人にしかできない演説を、このタイミングで、この場所でしたことに大きな意味があると思う。

この人を好きな理由や、この人にこんなに癒される理由をきちんと言語化しておきたい。この人が現役でいる間に。
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